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原産はエチオピア
コーヒーの原産地はアフリカ大陸北東部、即ちわしの故郷エチオピア高原、現在のエチオピア共和国南西部のカッファ州に野生するアカネ科の高さ5〜6mの常緑樹で、今でもこの地に原生林がある。わしの山羊がこの実を食べ興奮しているので不思議に思い皆でその後食べたのが始まりで、しかし、なんとエチオピアだけではなく、アンゴラ、コンゴなどアフリカ各地、また熱帯アジアにもこの樹の仲間が自生していたそうな。
今では原産地のアフリカ大陸はじめ、コスタリカ、ブラジル、コロンビアなどの中南米諸国、ジャマイカなどの西インド諸島、インドネシアなど、世界の熱帯地域で広く栽培されている。
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これらは、いずれもアフリカ原産の品種をもとに改良されたもの。スリランカ(セイロン)では17世紀、当時この地を支配したオランダが種子を持ち込み一時さかんに栽培されたが、19世紀半ば病害で全滅。その後、紅茶の生産に生まれ変わった。
日本のコーヒー
アジアの中でも日本ではコーヒーの樹はなかったんじゃが、文明開化の頃コーヒーの輸入価格があまり高く、外貨流失に猶予した明治政府が小笠原に明治11年に栽培を試みたんじゃが、採算が合わずに残念ながら失敗に終ってしまったんじゃ、今現在は沖縄の北部地方で多少栽培しているそうな、頑張ってほしいものだ。
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