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熱い飲み物
コーヒー、ココア、茶 (紅茶)の三つが日常の飲み物の代表であることは、誰も異存はないだろう。近年、冷蔵庫の普及で、コーラ、ジュースなど冷たい飲み物が増えているにしても。この三つのの飲み物には共通点がある。まず利用部位は種子と葉の違いはあるものの、いずれも潅木原材料とする。そしてもともとは熱い液体として飲む。原産地もコーヒーがエチオピヤ、ココアがアメリカ大陸、茶がアジアと、ヨーロッパ以外の土地生まれだ。 |
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大航海時代の副産物
ヨーロッパにもたされのも、ほぼ同じ17世紀。1498年のコロンブスの新大陸発見をきっかけに、ヨーロッパ人が世界に進出していた大航海時代である。もともとはヨーロッパ人の食卓に欠かせない香辛料を求めてのことといわれが、コーヒーなどの飲み物は、その大きな福産物といってよい。
私達は、お茶に普通砂糖は入れない。でもコーヒー、ココア、紅茶には砂糖をいれる。コーヒーをブラックで飲む人は多いが、かつては今よりもっと甘くして飲むのが普通だったようだ。さらに言えば、三つとも量の多少に差はあるにしても、興奮性のカフエインを含んでいるのも、共通している。
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